- 闇金業者の取り立てはどんな手口を使ってくるのか?
- 闇金業者の取り立てはどれくらいの期間行われるのか?
- 闇金業者の取り立てが止まるまで我慢できない場合はどうすればいいのか?
- 闇金業者の取り立てを止められる条件とは?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では闇金業者の取り立てについて詳しく説明していきます。
1.闇金業者は主にどんな取り立ての手段を使ってくるのか?
闇金業者からお金を借りていて「返済期限が迫っているけれど、お金を用意することができない」となった時に、一番不安なのがどういった取り立てを行ってくるかですよね。
お金が用意できないと、ひどいことをされるのではないかと、不安に押しつぶされそうな日々を送ることになります。
「家に直接乗り込んできて、金目のものを持っていかれるのでは?」
「家族へ暴力を振うのではないか?」
「近所に借金をしていることがばれるのではないか?」
といろいろ想像する人は多いですが、最近の傾向としては電話での取り立てがメインです。
借金額が大きくなると、また別のようですが、借金額が小さい場合は、電話だけの取り立てのようです。
というのも、闇金業もビジネスで行っています。
直接取り立てをするにはコスト(人件費・交通費)がかかるので、そうそう行わないようです。
それに直接取り立てからと言って、お金を払ってもらえるわけではないので、メリットが小さいんですよね。
あくまでビジネスとしてやっていて、利益重視ということです。
ただ電話であれば、そこまでお金もかからないので、ガンガンかけてきます。
毎日のように電話をかけてきますし、場合によっては家の電話や職場にかけてくることもあります。
実際にそういった脅しを使ってお金を支払わせるのも一つの手段ですからね。
ただ命の危険が及ぶことはめったにないので、その点は安心してもいいでしょう。
・直接の取り立ては闇金業者にとってもリスクが高い
昔の闇金業者であればかなりひどい取り立てを行っていたみたいです。
しかし、最近ではそういった強引な取り立てや暴力的な取り立てを行われることは少なくなっています。
暴力を振るったり強引な取り立てを行うと、警察に駆け込まれるリスクが上がります。
闇金業者から電話がかかってくる程度では警察はあまり動きませんが、暴力が振るわれた、家が荒らされたなどの実害が出てしまうと、さすがに警察も動き出します。
闇金業者が捕まる可能性が上がるので、そこまでのことはしないんです。
闇金業者は捕まるか捕まらないかギリギリのところを攻めているという感じです。
明らかに捕まってしまうような馬鹿な真似はしないということです。
ある意味、賢くなっているので、注意が必要です。
2.闇金業者の取り立ての期間はどれくらい続くのか?
闇金業者に借金が支払えないとなった時には、どれくらい我慢をしていれば取り立てが止まるのかというのが気になりますよね。
闇金業者ごとにある程度の差はありますが、大体1か月前後です。
1か月間取り立てを行っても連絡がつかないという場合には、あきらめることが多いようですね。
その後も惰性で電話をかけてくることはあるみたいですけど。
1か月で一区切りという感じです。
ただこれはあくまで目安であって、借りた借金額や返済状況によって変わります。
たくさんのお金を借りて、元本すらも返済できていないようであれば、取り立ての期間は長くなります。
逆に借りたお金が少なくて、元本以上に返済をしているようであれば、取り立ての期間も短くなると思います。
結局ビジネスでやっているので、十分にお金が回収できていれば、ある程度のところで取り立てが止まるという感じです。
・1か月も取り立てを我慢できない場合はどうすればいい?
1か月間断固とした態度をとって、いれば闇金業者があきらめてくれることもあります。
(最低でも元本は支払っていること)
しかし、1か月というのは長いですし、必ず取り立てや嫌がらせが止まるわけでもありません。
その間に様々な嫌がらせを受けるので、それに耐えられないという人も多いでしょう。
その場合は、弁護士の相談をして取り立てや嫌がらせを止めてもらいましょう。
闇金問題に強い弁護士であれば、業者の嫌がることを知っているので、簡単に取り立てを止めることができるみたいですね。
うまくいけば1日で取り立てが止まることもあるみたいです。
もしも闇金業者の取り立てに困っている場合は、闇金問題に強い弁護士に相談することをお勧めします。