- 闇金業者は会社まで取り立てに来ることはあるのか?
- 闇金業者は借主の職場まで嫌がらせを行うのか?
- 闇金業者の会社や職場への取り立てを防ぐためにはどうすればいいのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では闇金の取り立ての会社や職場への影響について詳しく説明していきます。
1.闇金業者は会社や職場に取り立てや嫌がらせをするのか?
闇金への支払いが滞ると、「会社や職場に取り立てにいくぞ!」というような脅しをすることは珍しい話ではありません。
会社に迷惑をかけられないと思っている人が多いので、支払いをさせるためにあえて嫌な所を付いてくるのです。
「本当に来られたら困る…でも、支払うお金がない」と途方に暮れている人もいるでしょう。
残念ながら、闇金業者は会社や職場を通じて取り立てを行ってくることがあります。
どんな取り立てや嫌がらせをしてくるのかについて詳しく説明していきます。
2.怖いお兄さんが会社や職場まで取り立てに来るのか?
「オラー!金払えー」と言って、会社や職場のドアを蹴り破って入ってくるなんてことはありません。
これをやると、貸金業規制法に引っかかります。(違法な金利でお金を貸している時点でアウトなんですが)
お金を借りているという事実をむやみやたらに人に知らせてはいけないということになっています。
会社にお金を回収しにくるということは、借金をしているということを職場の人に知らせることになります。
また乱暴な真似をすると警察を呼ばれてしまい、そのまま逮捕されてしまうので、そうそう会社まで直接取り立てに来るということはないです。
他にも人件費や移動費がかかるなど様々な理由から直接取り立てを行うことはないでしょう。
闇金で借りるお金は数万円程度の小口なので、そこまで時間と手間を使ってはきません。
3.闇金業者は会社や職場に電話をかけてくることはあるのか?
直接取り立てることはめったにありませんが、電話ならコストもかからないので、かけてくる可能性が高いです。
電話での取り立てだけでも、借りた本人は会社に居づらくなるので、相当効果があります。
それに何度もかけてくると、場合によっては会社を辞めざるを得ない状態になることもありますからね。
そういった相手が嫌がることをして、お金を回収するのが闇金の取り立ての手口です。
また、電話での取り立てくらいだと警察はなかなか動いてくれません。
実害(暴力を振るわれ怪我をしたなど)がないとあまり積極的に動いてくれないことがあります。
このように効果が高くて、リスクが低めなので、闇金業者は職場に取り立ての電話をかけるのはよくあることとなっています。
・会社や職場の情報が洩れていない場合は、取り立ての心配なし
闇金業者からお金を借りるときに、いくつかの情報を聞かれることがあります。
自分の情報だけでなく、両親や家族の情報、会社や職場の情報などを聞いてくることもあります。
この時に正確な情報を伝えていると、取り立てを行われる可能性が高くなります。
会社の電話番号を知っていれば、闇金業者は簡単に電話をかけてくるというわけです。
もし闇金業者からお金を借りるときに、そういった情報を伝えていなければ、周りに迷惑をかけることはありません。
さすがにあなたの個人情報から会社の情報を探るということまではしません。
情報を探るのにもお金がかかるので、回収コストを考えると割に合わないことが多いです。
4.闇金業者の会社や職場への取り立てをやめさせたい場合にはどうすればいいのか?
職場に取り立ての電話をかけられたら困る、もしくはすでに困っているという場合には闇金問題に強い弁護士に相談をすることを勧めします。
弁護士ならば誰でもいいと思っている人もいますが、闇金問題はけっこう面倒なことです。
なので、闇金問題を扱っていない弁護士も多いのです。
しかし逆に闇金に困っている人を救うという目的で闇金に特化している弁護士もいます。
そういう弁護士であれば、具体的にどうすれば取り立てを止めることができるのかというのを知っています。
早ければ1日で闇金業者を撃退することもできます。
もし闇金問題に困っているなら、闇金に強い弁護士に相談をするようにしましょう。