- 闇金の借金を踏み倒す方法とは?
- 闇金の借金を踏み倒した場合にはどのようなリスクがあるのか?
- 闇金の借金を踏み倒すことは合法なのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では闇金の借金の踏み倒し方について詳しく説明していきます。
1.闇金の借金を踏み倒す方法とは?
闇金からお金を借りると法外な金利を支払うことになります。
法外な金利なので、そう簡単に支払うことはできず、ジリジリと借金額が増えることも珍しくありません。
どうやっても支払うことができないとなった場合、頭に浮かぶのが借金を踏み倒すことですよね。
でも、実は闇金の借金は1円たりとも返済する必要がないって知っていましたか?
これは最高裁判所の判決でも明らかになっています。
1 社会の倫理,道徳に反する醜悪な行為に該当する不法行為の被害者が,これによって損害を被るとともに,当該醜悪な行為に係る給付を受けて利益を得た場合には,同利益については,加害者からの不当利得返還請求が許されないだけでなく,被害者からの不法行為に基づく損害賠償請求において損益相殺ないし損益相殺的な調整の対象として被害者の損害額から控除することも,民法708条の趣旨に反するものとして許されない。
引用:最高裁判例
つまり、闇金の借金は元本も含めて1円も返済する必要がないのです。
なので、借金の時効を迎えることなく、簡単に借金を踏み倒すことができます。
しかし、闇金の借金を返済しないのが合法だからと言って、返済をしないときつい取り立てがあります。
例えば、
- 1日に何回も電話をかけてきて返済を迫ってくる
- 家族や職場に嫌がらせをすると脅してくる
- 返済をしないと家族や両親に返済してもらうと脅してくる
など、精神的に追い込むような取り立てをしてきます。
このような闇金業者からの取り立てから逃げるために以下の方法をとる必要があります。
- 携帯番号を変える
- 引越しをして住所を変える
・電話番号を変える
闇金業者からの取り立ての電話を止めるためには、電話番号を変える必要があります。
着信拒否をすれば、一時は電話が止むかもしれませんが、他の携帯や公衆電話など別の番号からかけてくることもあります。
しつこく何回も電話をかけてくるので、そのたびに着信拒否をするよりも、番号を変えてしまったほうが楽です。
電話番号を変えてしまえば、貸金業者があなたに電話をかけることができなくなります。
・引越しをして住所を変える
闇金業者が電話での取り立てができなくなると、場合によっては自宅に押し掛けてくる可能性があります。
また自宅に嫌がらせをしてくることもあるので、念のために引越しをして住所を変える必要があります。
闇金業者の借金を踏み倒すために夜逃げまではする必要はありません。
普通に引越しをして住所を変えてしまえば、闇金業者もおってくることは出来ないでしょう。
携帯もつながらない、住所も不明となれば、闇金業者としても追いかけるだけ無駄になるので、合法的に踏み倒すことができます。
2.闇金の借金を踏み倒すときのリスクについて
携帯番号を変え、引っ越しをして、行方不明状態になれば、闇金の借金を踏み倒すことはできます。
できますが、その後の生活は大変ですし、周りに迷惑をかけることになるでしょう。
- 闇金業者が家族や親戚に取り立てを行う場合がある
- 職場に迷惑をかける可能性も
・闇金業者が家族や親戚に取り立てを行う場合がある
あなたから借金を取り立てることができなくなったら、家族や親族への取り立てが始まります。
本来連帯保証人にしていなければ、取り立てることはできないのですが、闇金なら違法なことは承知の上で取り立てを行います。
お金を回収することができればどこでもいいですからね。
親のところに毎日のように電話がかかってくるなどの迷惑をかけることになるでしょう。
またあなたの親がついうっかり変更したあなたの電話番号を闇金業者に伝えてしまう可能性があります。
しばらくの間は、親や親戚に対して闇金業者の迷惑をかける可能性があることを説明するとともに、居場所や携帯番号などを教えないように伝える必要があります。
・職場に迷惑をかける可能性も
あなたのもとに連絡ができないようであれば、職場に電話をかけてくる可能性があります。
露骨に嫌がらせのような電話を何回もかけると営業妨害で訴えられる可能性があるので、回数は少ないかもしれません。
しかし、毎日のように電話をかけてくる可能性があります。
当然何回もかかってくるようであれば、職場に迷惑をかけることになりますし、闇金業者からお金を借りていることが職場の人に知られてしまいます。
闇金からお金を借りていることを理由に会社をクビになったりしませんが、周りの目線もあり居心地は悪くなると思います。
3.トラブルなく闇金の借金を踏み倒す方法とは?
上で紹介したように、借金を踏み倒すことはできますが、かなりデメリットが大きいです。
借金を踏み倒すことができても、周りに迷惑をかけるのは嫌だという人も多いと思います。
もしトラブルなく合法的に闇金の借金を踏み倒すには、弁護士に相談をすることをお勧めします。
違法な金利でお金を貸すことは法律違反なので、契約が無効になります。
しかし、契約が無効になるからと言って、個人で相手をしてもそう簡単には闇金業者は手を引きません。
闇金業者の動きを止めたいのであれば、弁護士という法律のプロに交渉を任せるしかありません。
闇金業者にダメージを与える方法も熟知しているので、それを交渉の切り札にしながら闇金に対して取り立てを止めたり返済をする必要をなくしてくれます。
闇金問題に強い弁護士に依頼をすれば、1日で解決することもあります。
もし闇金問題に悩んでいるのであれば弁護士に依頼をすれば、きっと平穏な日常に戻ってくることができますよ。