- 【名前】神崎直哉
- 【性別】男性
- 【年齢】27歳
- 【職業】とび職
- 【住んでいる場所】東京都八王子市
- 【借金額】15万円
- 【どこからお金を借りたか】レイク
- 【借金の理由】ギャンブル依存症の為
- 【何を滞納したのか】家賃・光熱費等
ギャンブル依存症の為、借金返済が困難になりました…
私は35歳、八王子に住みながらとび職として働く男性です。
私はギャンブル依存症。発覚したのは私が25年の春でした。
私がギャンブルにはまり始めたのは、私が社会人になってから1年目のこと。
大学を出て、働き先を探しながらブラブラしているときに知ったのがパチンコスロットでした。
当時、まだ勢い良く勝てる台があった時代で、大学の友人などにもパチンコで生活しているものが数人いたくらい。
そんな時代でした。
友人の影響でスロットに通うようになりましたが、最初の内は行くといっても月に数回。
特にこれと言ってハマっている、という感じではありませんでした。
ハマり始めたのは大学卒業してから2年目の秋くらいから。
今のとび職の仕事を始めたあたりからでした。
原因は完全に職場のストレスからでした。
とび職といえばバリバリの肉体労働。
職場は男性しかおらず、そのうえ下関係が非常に厳しい世界でもあります。
勿論24歳で入った私は一番下っ端なので顎でこき使われました。
そして上司は昔悪かったような人が多く更に一癖ある人間ばかりでした。
元ヤンの上司に毎日毎日嫌がらせのような仕打ちを受け、いじめられながら働いていたのです。
まだ若かった私はその上下関係にどうしても馴染めず、反発ばかりしていました。
反抗しては先輩に怒られ、ときには殴られることもありました。
それくらい厳しい世界なのです。
それに私はパシリのような存在で、いつも弁当やジュースの買い出しに駆り出されました。
社会人になるまでそんな扱いを受けたことがなかった私は非常に疲れてしまいました。
しかし、給料が良い会社だったのでおいそれと辞めるわけにもいかず…ズルズルとその会社で働いていました。
その間のストレスをパチンコスロットで解消していたのです。
当時の私はストレス解消のため、ほぼ毎日パチンコ屋へ行きスロットで遊んでいました。
しかしやけになって遊んでいるので結果は負けばかり。
飲まれるとイライラするので有り金を使い切る、そんな毎日…勿論お金はどんどん無くなります。
そしてとうとう生活費にまで手を出してスロットをやるようになってしまったのです。
ついには家賃や光熱費まで滞納するようになってしまい、私は消費者金融のレイクからお金を借りることになったのです。
利用したのはカードローン。
近所の駅近くにある自動契約機で申し込みをし、そして生活費として15万円借入しました。
勿論それは生活費…家賃や光熱費に当てるお金です。
私の給料で15万といえば3ヶ月ほどで返済出来る額でしたので安心して借しました。
しかし…どうしてもパチンコがやめられず返済に回すお金を作ることが出来なかったのです。
毎日毎日スロットに行き、ときには勝てるときもあるのですが、買ったときのお金は羽振り良く使ってしまいすぐなくなります。
所謂ダメ人間です。
カードローンを利用してから返済が全くできない状況…レイクから督促状ももらってしまいました。
私はいよいよ自分が心配になり、精神科へ行ってカウンセラーに相談するようになりました。
勿論私はストレスからくるギャンブル依存症とのこと。
自覚症状はあったので驚きもしませんでした。
ただ借りたお金を早く返したい…という気持ちだけが膨らんでいました。
そして私は病院に通い治療しながらギャンブル依存症を克服していったのです。
それからスロットへ行くのを我慢できるようになり、15万円は病院に通いはじめてから4ヶ月程で完済することが出来ました。
恐ろしいのは心の病気。
今では職場で一人前になってストレスもなくなりパチンコ屋へ行くこともなくりましたが、精神科へ通った半年間はスロットを打つ衝動に駆られ、我慢するのが精一杯でした…。
二度としたくない経験です。
管理人からのコメント
ギャンブル依存症による借金はよくことですよね。
しかし、この方はかなり意志が強いですね。
また、早めに返済できなくなったこともある意味ではよかったと思います。
中にはズルズルと借金を繰り返して、借金額を膨らませるということもありますからね。
ギャンブル依存症になると、頭では分かっていてもギャンブルをしてしまいますし、負けると借金をしてしまいます。
なので、半ば強制的に借金ができないように、債務整理をするのも一つの手です。
債務整理をすれば、借金を減らすこともできますし、5~10年間お金を借りることが難しくなります。
お金を借りられなくなることは一般的にはデメリットと言われていますが、ギャンブル依存症の場合は借金できない環境を作ることが大事なので、ある意味メリットに変わります。
借金の返済に困っているのであれば、一度弁護士に相談することをお勧めします。