幡多信用銀行の借金返済体験談【1700万円・高知県】

  • 【名前】田中 一郎
  • 【性別】男
  • 【年齢】33歳
  • 【職業】無職
  • 【住んでいる場所】高知県高知市
  • 【借金額】1700万円
  • 【どこからお金を借りたか】幡多信用銀行
  • 【借金の理由】マンション購入

マンション売って返済

マンションのローンをフラット35で借りていました。

月々5万円の返済でしたが、管理費や駐車場代等も掛かるため、それほど軽くはなかったですが、返済していました。

勿論、ボーナス併用でした。

仕事をしている時は、返済を第一に考え、ギャンブルさえしなければ、当然何も問題はありません。

 

問題が生じたのは、会社を首になってからでした。

営業の仕事をしていたのですが、成績不振により解雇されました。

当時、FXを行っており、副業だったのですが、本業と同じく月20万円前後稼いでいました。

当時は、円安であり、他の通貨の金利も高かったため、かなり勝つのが簡単でした。

会社を首になった後も、FXで生計をなんとか立てていました。

 

しかし、サブプライム問題が発覚し、事態が一変しました。

生まれて初めて強制ロスカットを経験し、手持ち運用資金が、半分になりました

困った自分は、親から百万円借りて再びFXで稼ごうとしました。

しかし、またしても強制ロスカットを喰らい、手持ち資金が、半分になりました。

その後も一度か二度、強制ロスカットにあいました。

 

今まで稼いだ分だけでなく、元手の大部分が飛び、親に借りた百万円も返せない状況に陥りました。

当然こうなれば、マンションのローン返済も出来なくなります。

早く仕事を探さなければと思いましたが、この営業職に就いた時の就職活動を考えれば、景気状況が悪化しているため、絶望的に思えました。

抵当権に勿論入っていますので、最悪、マンションを没収される事になりますが、売却してローン残額を払えないかと考え、売却を検討しました。

 

マンションは、有名デベロッパー系でしたので、その系列の不動産屋へ売却を依頼しました。

販売額は、家主が決めるという事であり、すぐ売れそうな価格にして、残債を返そうと決意しました。

この金額設定自体は、大当たりであり、結果的に二週間ぐらいで売れましたが、販売する方に依頼されたのは、空き部屋にして欲しいとの事でした。

つまり、居住中でも売れるのだけれど、内覧しやすいようにしてくれという依頼がありました。

高知を離れて大都市部で就職活動をしようと考えていた事もあり、その話に乗りました。

 

ペットを飼育していた事もあり、ペット可で0・0物件の多い大阪に転居する事を決めました。

おそらく問い合わせがあり、引越し後、すぐに内覧に来た人達がいたのでしょう。

こうしてマンションは、売却される事になりました。

 

売買契約をする場所は、幡多信用金庫の高知支店の一室でした。

そこで1700万円の現物を見る事になりました。

自分が売買契約にサインし、そのまま幡多信用金庫側に残債を返却する。

その行為を持って抵当権を抹消するという流れでした。

場所がよかったのと宅建の資格所有者の段取りがよかったため、一回で全部を終わらせる事ができました。

 

当面の生活費がないのと大阪で自動車所有は贅沢であるため、自動車も売りました。

こちらは、中古車査定専門店で売却しました。

結局、オートバイのみ大阪にも持参した格好です。

 

無職でしたが、高級賃貸に入居できたのも保証会社による審査が、自己所有のマンションだったからだと思います。

結局、売却するからそこへ移り住む事になるのですが、審査は、杓子定規に行われますし、賃貸の仲介会社は、入居できたら、仲介料金や大家からのテイクバックがもらえますので、不要な事は言いません。

結局、契約を結べば、仲介業者の方々は潤うわけですので、優良物件には、力を入れてくれます。

 

長く住むつもりで購入したマンションでしたが、購入後、二年で売却する事となりました。

しかしながら、背に腹は変えられないというかローンを払う義務があります。

こうなったのは、勿論、自分のせいです。

しかしながら、景気悪化という要素もあったと思います。

こういう経験をすると、借金して物を買う怖さが、染み付くものです。

管理人からのコメント

FXのロスカットになると厳しいですね。

ロスカットは救済措置の一種ですが、ロスカットになるということは損害が大きいということですからね。

また、FXはギャンブルと似ていて、成功体験があるが故になかなかやめることができないんですよね。

損をしても再びFXを始めるという人は案外多いです。

その方は結局家を売ることになりましたね。

ローンの返済もできないような状況になったのであれば、仕方がありません。

 

しかし、ローンの返済はなんとかできるが消費者金融などからの借金の返済が厳しいという場合には、まだ家を手放すのは早いですね。

弁護士に債務整理を依頼すると、個人再生というのがあります。

個人再生を利用することで、家を残したまま住宅ローン以外の借金を大幅に減額することができます。

住宅ローンの返済は今まで通りに続けなければいけませんが、家を残すことができるのは大きですよね。

このように意外な借金の整理方法というのもあるので、借金の返済に困った場合には一度弁護士に相談をすることをお勧めします。

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