- 【名前】巻町 勇
- 【性別】男性
- 【年齢】24歳
- 【職業】会社員
- 【住んでいる場所】三重県鈴鹿市
- 【借金額】20万円
- 【どこからお金を借りたか】アコム
- 【借金の理由】バイク購入の為
- 【何を滞納したのか】
アコムの借金返済体験談【バイク購入・20万円・三重県】
『20万円』という金額に、自業自得ながらも翻弄された体験です。
今から10年以上前の、私が20歳代前半の出来事になるのですが、当時私はバイクに強く興味を示しており、カワサキのZZR250というバイクを所持していました。
しかし、この時点でこのバイクを乗り続けて4年目・・・そろそろバイクも次の段階へ進めて行きたいと常日頃思っていた私は、免許センターへ5度程足を運び限定解除審査に合格する事が出来たのです。
そうなると、この時乗車していたZZR250では物足りなくなってしまい、排気量400ccを超えるバイクをどうしても手に入れたくなってきたのです。
希望としては、同車種ZZRの排気量1100ccを所望しておりました。
開発当初、世界最速とも言われた程の代物です。
もっとも、排気量が上がるにつれて当然のようにそれに比例する費用・・・当時の私ではとても手が出せる代物ではなかったのです。
しかし転機が訪れました。
私は会社員で、年の一度のボーナスがあるのですが、そのボーナスが振り込まれたまもなくに、臨時ボーナスという形でさらにまとまった収入が発生したのです。
私の頭に浮かんだのはチャンスの二文字。
これだけまとまったお金があれば、ZZR1100に手が届くと私は真面目に購入を考えたのですが、どうしても20万円という金額が足りず苦悩しておりました。
足りない20万円をローンとして組む事も考えたのですが、私は基本「一戸建て」以外をローンで済ませたくなかったので、何がなんでも現金一括で支払いたかったのです。
しかしこれが間違いでした。
周囲の友人等からお金を借りようとも考えましたが、金額が金額な為躊躇が大きく、結局相談出来ず仕舞いで途方に暮れていました。そこで気が付いたのが消費者金融だったのです。
私は自宅の最寄にあるアコムに訪れました。
手続き等、極めて簡易的なものでお金を借りる事が出来ました。
まもなく手にした20万円・・・所持金と合わせて即バイク店へ駆け込み、お目当ての代物を購入するに至ったのです。
しかし、私の幸せは2週間程度で終わりを告げました。
事故です。バイクで通勤に向かう途中、軽自動車に後ろから当てられてしまったのです。私自身は負傷しておりませんが、バイクの車体後方は全体に渡り破損しており、当分の修理を余儀なくされたのです。
結果的に相手側が悪いので、お金に関しては「後に」手元には戻るのですが、私は即刻修理を行いたかったのでその月の給料の大半を修理につぎ込んだのです。
そうなると返済金にも影響が現れます。
欲を優先してしまった私は返済金への影響を鑑みておらず、当月返済金の「支払い不可」の状態に陥ってしまったのです。
悩みました。
返済金に足りない金額は残り1万円程度なのです。
その1万円程度を工面出来ず、追い詰められていたのです。
滞納となれば利息、利息となれば負担増、負担増となれば破綻と、負の思考が頭を巡っておりました。
迫る返済日、しかし無い袖は振れない・・・このように、数日悩み続ける事となったのです。
しかし何も思いつかない・・・現実はこんなものです。
私は最終的に「お金に困っている」事を両親に正直に話し、2時間以上説教を受けて20万円を借用。
最寄のアコムへ向かい、全額返済を行い事を済ませました。
その後、今度は両親への返済となり、毎月コツコツと半年という期間で少しずつ返済を行っていきました。
普通に仕事をこなし、毎月の給料で両親に返済・・・消費者金融が関わっていなければ、よくある普通の光景とも言えるでしょう。
もし最初から両親に相談していればと思う時もありますが、バイク購入の為となればきっと門前払いとなる事間違いなしです。
私の場合、バイクを購入する為に消費者金融という選択は必要悪なのかもしれません。
毎月返済の度に1時間程説教があるのは、もしかすると利息なのかなと思った私の愚かな体験談です。
管理人からのコメント
事故や病気などの急な出費で、致し方なく借金をするという人が案外います。
予想外の出来事に備えて貯金があればいいのですが、生活に困っていたり、ちょうどお金を使ったりした後だと、お金を借りるしかないですよね。
その後に返済できればいいと思うのですが、貯金がないような生活を送っているわけですから、生活には余裕がありません。
そのため借金の返済に困ったり、さらなる借金をする人も多いです。
もしも、借金を積み重ねてしまって、頑張っても返済できないような金額以上になってしまったら、債務整理を行うことをお勧めします。
債務整理を行うことで、借金の減額をすることができるので、今の収入のままでも借金を返済することはできます。
なので、返済に困った場合は一度弁護士に相談をしてみてください。