- 借金の滞納をしていても債務整理をすることはできるのか?
- 借金の滞納状態でも過払い金を請求できるのか?
- 借金を滞納している状態でも弁護士は相談に乗ってくれるのか?
- 借金を滞納した後でも任意整理で借金を減額できるのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では借金滞納後の債務整理について詳しく説明していきます。
1.借金滞納していても弁護士に債務整理の相談ができるのか?
借金を滞納していると、債務整理が難しいのではと思っている人もいますが、実はそんなことは全くありません。
借金の返済を滞納していても、任意整理でも個人再生でも自己破産でもどの方法でも借金を整理することができます。
借金を滞納しなければいけないような人こそ、弁護士に債務整理の相談をしに行った方がいいですね。
返済を滞納をする段階で借金の返済をすることが難しくなっているわけですから、なるべく早い段階で手を打った方がいいでしょう。
放置していると、取り立ても厳しくなり最終的には裁判を起こされます。
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債務整理を弁護士に依頼をすれば、借金が減額できるだけでなく、取り立てが止まるので取り立てからの恐怖やストレスからも解放されます。
もし自力で借金を返済するのが難しい場合は、一度弁護士に相談をしてみましょう。
・裁判所からの呼び出しがギリギリライン
どれくらいの滞納までなら弁護士に相談しても間に合うのかって気になりますよね。
何か月も滞納しているけど大丈夫だろうかと不安に思う人もいるかもしれません。
弁護士への債務整理の相談は裁判所の呼び出しがギリギリラインとなります。
さすがの弁護士も裁判の判決が出てしまうと、どうしようもありません。
呼び出されてすぐに弁護士に相談すれば何とか債務整理の手続きを行えます。
2週間無視していると、自動的に敗訴になるため早めに弁護士に相談してください。
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2.借金を滞納した後でも過払い金返還請求を行うことはできるのか?
借金を滞納した後でも、過払い金返還請求を行うことはできます。
ただ債務整理の中でも、過払い金返還請求は少し変わっています。
普通は借金の減額を行って残りを返済していくというものですが、過払い金の場合は逆にお金をもらおうというものですからね。
借金を滞納しているけれど実は過払い金が発生しており借金が0だったなんてことも十分にあり得ます。
それで借金を滞納した場合の過払い金を請求するとなると、遅延損害金が関係してきます。
タイミングによっては、遅延損害金分戻ってくる過払い金が減ってしまうことや逆に遅延損害金も含めて過払い金が戻ってくる可能性があります。
借金の滞納による遅延損害金と過払い金の関係としては大きく分けて2パターンあります。
- 本当は借金が0円(過払い金が発生している)段階で借金を滞納した場合
- 借金が残っている段階で借金を滞納した場合
・本当は借金が0円(過払い金が発生している)段階で借金を滞納した場合
引き直し計算で借金が0になっている段階で、返済が遅れたとしても、本来であれば完済しているわけですから遅延損害金は発生しません。
遅延損害金のせいで戻ってくる過払い金が減額してしまうということはありません。
また過去の借金の滞納で遅延損害金を支払っている場合には、遅延損害金も含めて過払い金として返してもらうことができます。
・借金が残っている段階で借金を滞納した場合
過払い金を請求するとしても、お金が戻るくらいまでの金額を支払っておらず、借金の減額程度の場合もあります。
この場合ですと、借金が残っているので遅延損害金が発生してしまいます。
引き直し計算された後の借金額で遅延損害金を計算するので、通常よりも損害金の金額は小さくなるでしょう。
例えば、200万円の借金があったけれど、引き直し計算をしたところ150万円の過払い金が発覚した場合は、残りの借金は50万円となります。
50万円に対する遅延損害金は発生しているので、支払わなければいけません。
もし200万円に対する遅延損害金を支払っていた場合には、50万円に対する遅延損害金に計算しなおされて、差額が過払い金として戻ってきます。
まとめ
借金を滞納していても、債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)を行うことができます。
また過去に借金の滞納をして遅延損害金を支払っている場合、過払い金返還請求を行うことで、遅延損害金を含めて戻ってくることもあります、
また借金の滞納していても実は過払い金が発生していたなんてこともありますからね。
2007年以前に消費者金融などからお金を借りていた場合、過払いをしていた期間がある可能性が高いので、弁護士に相談をして過払い金を取り戻すことをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。
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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。