クレジットカード現金化の違法性は?警察に逮捕されるって本当?

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  • クレジットカード現金化は違法なのか?
  • クレジットカード現金化をしたら警察に捕まることはあるのか?
  • クレジットカード現金化業者を利用したらどうなるのか?

など気になることがあると思います。

そこでこの記事ではクレジットカード現金化の違法性について詳しく説明していきます。

1.クレジットカード現金化は違法なのか?

多くの人はお金に困った場合に、消費者金融などでお金を借ります。

しかし、今は総量規制によって借りられるお金が制限されているので、すぐにお金が借りられなくなってしまいます。

国としては、多重債務者をなくすための法案なのでしょうが、借りる側としてはそんなの関係なしにお金を借りられる状態であってほしいですよね。

 

そういった時に、甘いささやきとなるのが、クレジットカード現金化です。

キャッシングの枠が空いていなくても、ショッピングの枠なら空いているという人は多いのではないでしょうか。

クレジットカード現金化を専門として扱っているお店というのがあります。

ネット上で完結するものもあれば、店舗が用意されていることもありますね。

ただこういったクレジットカード現金化のお店がありますが、違法な存在なのでしょうか?

 

結論を言いますと、クレジットカード現金化はグレーゾーンに当てはまります。

完全に違法とは言いにくいものの、合法ではないというあいまいな感じです。

・クレジットカード現金化にはどのような違法性があるのか?

クレジットカード現金化の違法性で大きくかかわってくるのは「お金の貸付」と判断されるかどうかです。

これは消費者金融や銀行と同じようなものという扱いになるというわけです。

消費者金融などが営業をするときには、きちんと国の許可を得て営業をしていますが、クレジットカード現金化業者は国の許可はもらっていません。

クレジットカード現金化の店は国の許可なく違法に店舗を営業していると判断される可能性があります。

 

さらに、クレジットカードを使って買った商品を業者に買い取ってもらうわけですが、この時の換金率というのが70~90%です。

もしも10万円の商品を買って渡したら、7万円の現金をもらえるということです。

つまり、7万円を手に入れるために10万円支払わなければいけないということです。

 

クレジットカードの引き落としは1か月後なので、1か月の利息が37.5%となります。

これを年利に計算すると、なんと驚きの450%!

明らかに出資法という法律に違反をしている金利です。

※出資法による限度は年利20%となっています。

このように明らかに暴利でお金を貸すことも違法なこととなっています。

2.クレジットカード現金化を利用するとどうなる?

クレジットカード現金化はお店側に違法性があるだけでなく、利用者側も違法性に問われ、罪になる可能性があります。

なので、安易にクレジットカード現金化を利用することは控えたほうがいいでしょう。

・クレジットカード現金化によってクレジットカードが強制解約となる

クレジットカード会社の規約では、クレジットカード現金化は行ってはいけない決まりになっています。

もしクレジットカード現金化が発覚した場合には、クレジットカードが強制解約させられます。

また溜まっている利用料金も一括返済が求められてしまします。

クレジットカード現金化をする人はお金に困っていることが多いですが、余計に状況が悪化してしまうというわけです。

最近では、クレジットカード現金化を見分けるために大量の情報を扱っているので、バレる可能性が高くなっています。

・クレジットカード現金化すると詐欺罪や横領罪に当たる場合も

クレジットカードで買ったものというのは、料金を支払うまでクレジットカード会社の所有物なのです。

そのため勝手に転売するということは横領罪に当たる可能性があります。

また、現金化のためにクレジットカードを使うということは、クレジットカード会社からお金を取るという風に解釈することもできるので、詐欺罪に当たる可能性もあります。

 

…と少し脅かしましたが、あくまで可能性があるということで実際にクレジットカード現金化を利用して捕まったというケースは今のところありません。

だからといって、クレジットカード現金化を利用していいわけではありませんけどね。

クレジットカード現金化はリスクが非常に高いということを知っておいてください。

3.クレジットカード現金化を使うと詐欺にあう可能性が高い

以上で説明したようにクレジットカードは厳密には違法行為ではありませんが、完全に合法ともいえないグレーゾーンになっています。

きわどい業界には悪質な業者が大勢います。

またクレジットカード現金化を利用する側も「クレジットカードの規約を違反している」「詐欺罪・横領罪に当てはまる可能性がある」という観点から見ると危うい立場になります。

そのため詐欺が横行しやすいんです。

 

仮にだましたとしても、クレジットカード現金化を利用する側にとっても違法性があるので、警察に相談することが難しいです。

結果として泣き寝入りをするしかないという状態になりやすいです。

そのためクレジットカード現金化を利用する場合には詐欺にあう可能性を十分に考慮に入れなければいけません。

4.借金の返済に困ったらどうすればいいの?

クレジットカード現金化を行っても、一時的に現金が手に入るだけで状況は悪化します。

とんでもない暴利でお金を借りているようなものですから、後々苦しくなるのは目に見えています。

なので、その場しのぎで行動をするのではなく、将来を見据えて、借金の返済を考えるといいでしょう。

それで借金の返済に困っているのであれば、弁護士に債務整理の相談をすることをお勧めします。

債務整理をすることで、借金の減額を行うことができるので、今よりも返済が楽になりますね。

また、弁護士に依頼をすることで一時的に返済も止めることになるので、借金の返済で首が回らなくなっている人ほど早めに相談をすることをお勧めします。

 

とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。

そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。

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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。

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