- 妊娠中に債務整理を行うことはできるのか?
- 妊娠したことで借金の返済ができなくなったらどうすればいいのか?
- 妊婦でも夫や家族に内緒で債務整理を行うことができるのか?
- 妊娠して無収入の場合でも債務整理はできるのか?
など気になることがあると思います、
そこで今回の記事では妊娠中の債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)について詳しく解説していきます。
1.妊娠中でも借金を返済しないと最悪差し押さえ!
妊娠をしたことで出産のための費用のために貯金をしたいという人は多いと思います。
出産時の費用は平均で50万円かかると言われています。
実際には少し多めに70~80万円ほど用意しておく人が多いみたいです。
具体的な内訳をみていきますと
- 妊娠検査費 3000円~5000円×14回
- 分娩入院費 56万円(出産育児一時金42万円を使えば12万円に)
- マタニティ・グッズ 5万円
- ベビー用品 10万円
- 行事費 10万円
合計すると44万円ほどになります。(出産育児一時金を使った場合)
当然、出産後も子供のために様々な出費がかさみます。
妊娠をしてそういった状態にあっても、借金の返済は待ってくれません。
借金返済を滞納し続ければ、最悪財産や給料の差し押さえとなります。
これからお金が必要という時期に、財産や給料が差し押さえられてしまったら大変ですよね。
本当にお金が必要な時にお金がないという状態になってしまいます。
2.妊婦でも債務整理できるのか?
多額の借金を抱えている状態で妊娠をしてしまうと借金の返済が難しくなります。
さらには出産時にお金もかかりますし、産後も子供の世話にお金がかかります。
借金の返済が苦しいのにさらにどんどんとお金が必要になるのでは途方に暮れてしまいますよね。
万が一を回避するためにも、債務整理を検討するのは正しい判断です。
ただ心配なのは妊娠中であっても債務整理できるのか?ということです。
結論を言いますと、妊娠中であっても債務整理をすることはできます。
任意整理・個人再生・自己破産のどれでも大丈夫です。
妊娠しているからという理由で債務整理ができなくなることはありません。
・妊婦が債務整理するときには収入に注意!
債務整理の中でも、任意整理と個人再生は、借金が全額チャラになるわけではありません。
手続きをして残った借金の返済を行わなければいけません。
妊娠中だとしても、残った借金を返済できるだけの収入がある必要があります。
妊娠をして仕事を辞めて無収入になったとしても、夫の収入があれば任意整理を行うことはできます。
任意整理を行うことで、将来かかる利息がカットされて、3年の分割払いという形になります。
妊娠中でお金が必要ということであれば5年の分割払いにすることもできるかもしれません。
ただ個人再生を行う場合には、申し立てする人本人に収入がある必要があります。
妊娠中に働いていたとしても、出産後一時的に無収入になる時期があるので、個人再生を行うことは難しいです。
個人再生を行う場合には、出産をして仕事に復帰するのを待ってからというのが一般的です。
・無収入の場合は自己破産するのも一つの手
借金額にもよりますが、無収入で自力での返済が難しいなら早めに自己破産してしまうのも一つの手段です。
借金をすべて帳消しにできるので、借金返済のことで頭を悩ませる必要がなくなります。
安心して子育てに集中したいというのであれば、妊娠中に自己破産をしてしまったほうがいいかもしれません。
どんな債務整理の方法で借金を整理するかは、借金状況・収入状況によって変わってきます。
もし借金の返済が苦しいのであれば、とりあえず弁護士に相談することをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。
匿名無料でいくら借金が減るかなどを弁護士に相談することができます。
利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。
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3.家族や夫に内緒で債務整理することはできるの?
家族や夫に内緒で借金をしている場合、債務整理をすることでバレてしまわないか心配するかと思います。
債務整理が原因で、家族や夫に借金のことがバレてしまうのでしょうか?
まず結論を言いますと、弁護士に依頼をすれば家族や夫に内緒で債務整理することも可能です。
弁護士に依頼をすることで、基本的には弁護士経由であなたに連絡がいくことになります。
そのため債権者からの通知や裁判所からの通知が家に届いて家族にばれるというリスクを下げることができます。
事前に家族や夫に内緒に債務整理の手続きをしたいということを弁護士に伝えておけば、ばれないように協力してもらえます。
ただ注意点としては、弁護士とのやり取りで家族にばれないようにすることです。
家族や夫がいる前で弁護士と電話をするなどは控えたほうがいいでしょう。
家族や夫に内緒で債務整理を行うことはできますが、後々バレたらどうしようと不安になるかと思います。
それならばいっそのこと打ち明けて相談するというのも、一つの選択肢です。
家族や夫に相談する前に、債務整理をしたらどんな状態になるのか把握しておくと、話し合いがスムーズにできます。
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