債務整理でNHK受信料の滞納金を整理できる?

債務整理 NHK受信料 滞納

  • NHK受信料の滞納金を債務整理で減額することはできるのか?
  • NHK受信料の滞納金を債務整理した場合の注意点とは?
  • NHK受信料を滞納し続けるとどうなるのか?
  • 債務整理しないでNHK受信料を支払わないで済ませる方法はないのか?

など気になることがあると思います。

そこでこの記事ではNHK受信料の滞納金の債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)について詳しく説明していきます。

1.NHK受信料を滞納し続けるとどうなるのか?

NHK受信料を滞納していると最悪の場合、裁判を起こされて口座や給料などを差し押さえられる可能性があります。

もちろんいきなり差し押さえというわけではなく、支払いの督促状が届いたり、職員による訪問で滞納金の支払いを催促されます。

それを無視していると、裁判を起こされる可能性があります。

 

NHKを見ていないという場合でも、契約をしているのであれば受信料は払わなければいけません。

滞納金を放置しておくと状況が悪化していくので注意しましょう。

2.NHK受信料の滞納金を債務整理できる?

NHKの受信料を滞納してしまったとき、それは他の借金と一緒に債務整理で整理することができるのでしょうか?

そもそも滞納金が借金として扱われるのかよく分からないかもしれません。

 

まず結論を言いますと、NHK受信料の滞納金は債務整理で整理することができます。

任意整理や個人再生、自己破産のどの方法で債務整理するかによってNHKの滞納金の支払い方も変わってくるのでそれぞれ紹介していきます。

・任意整理でNHK受信料を整理する場合

任意整理の場合は、遅延損害金のカットの交渉ができるでしょう。

本来滞納していると、滞納金だけでなく遅延損害金も請求されることが多いです。

任意整理を弁護士に依頼することで、遅延損害金のカットや分割払いなどの対応をしてもらえる可能性があります。

ただ効果としては少し弱いので、数か月の料金の滞納であればわざわざ弁護士に任意整理の依頼をしなくてもいいと思います。

他の借金を任意整理で整理して余裕ができたらNHK受信料の滞納金を支払うことができると思います。

・個人再生でNHK受信料を整理する場合

個人再生をする場合、借金をおよそ5分の1にまで減額することができます。

なので、NHK受信料の滞納金も5分の1まで減らすことができるでしょう。

また減らした滞納金を分割払いで支払っていくことになります。

任意整理とは違ってすべての借金や滞納金が対象となるので、NHK受信料を滞納している場合には必ず整理することになります。

・自己破産でNHK受信料を整理する場合

自己破産をして免責が認められることで、借金はチャラになります。

滞納金もある種の借金なので、NHK受信料の滞納金もチャラにすることができます。

借金を自力で返済することができず、NHK受信料も膨らんでいる場合には自己破産も検討しましょう。

 

このようにNHK受信料を滞納している場合には、他の借金と一緒に整理することができます。

もし借金の返済に困っているなら、一度弁護士に相談することをお勧めします。

 

とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。

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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。

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3.NHK受信料の滞納金を債務整理した後の注意点とは?

NHK受信料の滞納金は債務整理で整理することはできます。

しかし、あくまで整理できるのは債務整理前の滞納金だけです。

債務整理後のNHK受信料は支払わなければいけないので注意してください。

 

滞納金を債務整理すると契約が解除されることが多いのですが、NHKの場合は債務整理をしても契約は解除されません。

テレビが自宅にある限り支払わなければいけません。

債務整理したからといってNHK受信料を支払う必要性がなくなるわけではないので注意しましょう。

4.NHK受信料を支払わないで済ませる方法は?

NHK受信料を支払いたくなければ、正式にNHKを解約するしかありません。

解約するためにはテレビなどの受信設備を廃棄する必要があります。

その後NHKホームページの問い合わせ先に連絡して「テレビを処分したので解約したい」と伝えれば解約の手続きを進めることができます。

その際にはテレビを処分した証明書が必要になるので、廃棄をしたときの領収書を残しておきましょう。

証明書がない場合には自宅に職員が確認しにきます。

受信料を支払いたくなければ、このような正式な手続きを行ってNHKを解約しましょう。

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