- 債務整理後に結婚して名字が変わったらローンの審査は通る?
- 債務整理後に苗字が変わればクレジットカードの審査は通るのか?
- 債務整理後、離婚して名字が変われば、お金を借りられるのか?
など気になることがあると思います。
この記事では債務整理後に名字が変わった場合のローンやクレジットカードの審査について詳しく解説していきます。
1.債務整理後に結婚などで名字が変わったらローンを組んだりクレジットカードを作れる?
債務整理をした後、基本的にはローンやクレジットカードは利用することができなくなります。
しかし、少し生活が不便になるので、ちょっとお金を借りたりクレジットカードくらいは持ちたいと考える人も多いです。
とはいえ、ローンやクレジットカードを申し込んでも、信用情報をチェックされて落とされてしまいます。
ただ結婚などで名字が変わったら、旧姓のときに契約したローンやクレジットカードとは別人のようになれます。
登録情報としては、苗字が変わったら別人のように見えますからね。
そのため債務整理をしてブラックリストに載っていたとしても、別人としてローンを組んだりクレジットカードを作ることができるのでしょうか?
結論を言いますと、苗字が変わっても新しくローンを組んだりクレジットカードを作るのは難しいです。
というのも、ローン会社やクレジットカード会社は徹底的に過去の情報を探ります。
新しい氏名になると、過去の情報を探っても一切ないことが分かります。
探しても情報が出てこないって、正直怪しいんです。
そのためより詳しい調査を始めます。
例えば、生年月日や電話番号を使って一致するかどうかを調べられて、旧姓がばれてしまうこともあります。
もしくは確認のために旧姓を聞かれることもあります。
このように徹底的に過去の情報を探るので、苗字が変わったくらいでは新しくローンを組んだりクレジットカードを作ったりするのは難しいです。
まれに審査が通ることもありますが、それはたまたま審査が甘かったのか、他の条件(年収が前より増えた、勤務先が一流企業)がよかったからだと思います。
必ず通るわけではないので注意しましょう。
2.嘘の情報を使ってローンやクレジットカードを作ってはいけない
どうしてもローンを組みたかったり、クレジットカードを持ちたいからと言って、旧姓を聞かれたときに嘘をついてはいけません。
ローンやクレジットカードの審査は初回1回のみではなく、定期的に行われます。
その時になって個人情報が嘘だったとバレる可能性があります。
そうなると、社内ブラックになってしまい、今後一生その会社の審査に通らなくなる可能性があります。
債務整理をして登録されるブラックリストは、5年~10年経てば消えますが、社内ブラックは特に決まりがありません。
基本的にはずっと残り続けるので、その会社や同じ系列の会社の審査ではまず通らなくなるでしょう。
また悪質な場合には、偽証罪に問われる可能性があります。
3.債務整理後にローンを組んだりクレジットカードを作りたいならブラックリストから消えるまで待つ
債務整理をしてブラックリストに載っている間は、ローンやクレジットカードはあきらめたほうがいいです。
ブラックリストは5~10年で消えるので、それまで我慢するしかありません。
下手に小細工して作ろうとすると、より一層状況が悪化する可能性があります。
ブラックリストから消えれば、再びローンを組んだりクレジットカードが作れたりするようになります。
焦らずにブラックリストから消えるのを待ちましょう。