- 債務整理を弁護士に依頼するとき面談なしは危険って本当?
- 任意整理や過払い金返還請求を行うとき弁護士には面談義務があるってホントなのか?
- 弁護士との直接面談なしで債務整理を依頼する方法はないのか?
- 債務整理をするときに弁護士の面談ではどんなことを話すのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)の弁護士の面談について詳しく説明していきます。
1.債務整理の依頼前に弁護士の面談なしだと詐欺の可能性高い!
債務整理を弁護士に依頼するとき、正直弁護士と面談するのって緊張すると思います。
できれば面談なしのほうがいい、電話だけで依頼したいなんて人もいるかもしれません。
しかし、弁護士との面談がなしの場合は詐欺の可能性が高くなります。
日弁連の「債務整理事件処理の規律を定める規程」によると、弁護士は依頼人と面談することを義務化しています。
まともな弁護士であれば、日弁連が定める規程を守ります。
規程を守らないような弁護士の場合、それは詐欺や余計なトラブルに発展する可能性が高いです。
例えば、
- 着手金だけもらい、手続きを進めない悪徳弁護士
- 過払い金をピンハネする悪徳弁護士
- あとから過剰な追加費用(経費や報酬)を要求する悪徳弁護士
などがいます。
そういった悪徳弁護士に債務整理を依頼しないためにも、面談なしの弁護士には気を付けましょう。
また面談するときの注意点としては、弁護士本人が依頼人の話を聞いてくれるかどうかもチェックしてください。
弁護士事務所の事務員(パラリーガル)に面談までも任せる弁護士事務所もいます。
日弁連の規定では、あくまで弁護士本人が依頼人と面談することが義務付けられています。
なので、面談相手が弁護士の資格を持っているかどうかをチェックしましょう。
2.債務整理を依頼するとき忙しくて面談に行けない場合は、出張面談で対応してくれるケースも
「面談なしで債務整理ができる」という弁護士事務所には依頼をしないほうがいいのですが、こちらの都合で面談不要な弁護士事務所に頼みたいというケースもありますよね。
例えば、
- 仕事が忙しくて昼間に面談にいけない
- 弁護士事務所に行くのは面倒だ
- 依頼する弁護士事務所が遠くて行く暇がない
など様々なケースがあると思います。
そんな場合でもやはり面談なしの弁護士事務所を選ぶのは危険です。
面談に行くのが難しい場合には、時間外で面談を受け付けてくれたり、出張面談をしてくれたりする弁護士事務所を選びましょう。
これなら忙しくても何とか面談ができるはずです。
・1回面談すればあとは電話やメールでもOK!
任意整理の場合は、細かい書類を用意する必要もないので、1回面談してしまえば大丈夫です。
すべてのやり取りは面談しなければいけないというわけではないので、契約後のやり取りは電話やメールで済ますことができます。
ただすべての弁護士事務所で、時間外の受付や出張面談を受け付けているわけではありません。
なので、事前に対応しているかどうか聞いてください。
・面談が必要になるのは正式に債務整理の依頼をする段階
弁護士との面談が必要になるのは、正式に債務整理の依頼をする段階になってからになります。
その前の無料相談であれば、わざわざ直接面談がを行わなくても相談することはできますし、弁護士も相談に乗ってもらえます。
- 債務整理をしたら借金がいくら減るのか?
- 任意整理後の毎月の返済額はいくらになるのか?
- いくらの過払い金が発生しているのか?
などを知りたい場合には、こちらの匿名無料で使える借金減額シミュレータを使うことをお勧めします。
利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。
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3.債務整理の依頼前に行う弁護士との面談の内容は?
面談というとこちらのことを審査されるような感じがするかもしれませんが、特に緊張をする必要はありません。
あくまで弁護士との依頼前の面談は、あなたの状況を正確に把握するために行うものです。
電話だけ、メールだけとなると、細かいニュアンスを読み取ることが難しく、どんな債務整理で借金を整理するのがいいかの判断も難しくなります。
そこで面談時には
- 借金の金額
- どんな消費者金融からお金を借りているのか
- 現在の収入状況
- 現在の資産の状況
など、あなたの金銭にまつわることをいろいろ聞いてきます。
あなたのことが分かることで、初めて正しい借金問題の解決策が分かるんです。
これらをあらかじめざっくりとでもいいの把握しておくと、弁護士の面談がスムーズに進むと思います。
あなたの借金状況のほかにも、債務整理を行うときのデメリットや弁護士費用についてもきちんとして説明がされると思います。
契約前にメリットだけでなく、デメリットもきちんと話してくれる弁護士のほうが安心して任せることができますよ。