- 親に多額の借金があると結婚することができないのか?
- 彼氏(彼女)の親に借金があったら結婚するのはやめておいた方がいいのか?
- もし親の借金が原因で結婚できない時はどうすればいいのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では親の借金と結婚について詳しく説明していきます。
1.親の借金は子供に返済義務はあるのか?
結論から言いますと、親の借金は子供に返済義務はありません。
仮に親がどんなに多額の借金を背負っていても子供だからという理由で貸金業者に借金の請求をされることはありません。
借金の返済義務を負う可能性があるのは、遺産相続のタイミングです。
遺産相続では家や土地などのプラスの財産だけでなく、借金というマイナスの財産も相続しなければいけません。
プラスの財産だけ相続して、マイナスの財産を相続しないということができず、両方とも相続をしなければいけません。
遺産相続には相続放棄もあるので、借金額が大きければ、相続放棄をすれば、借金を背負うことにはなりません。
なので、親の借金は子供の結婚には関係がないと言えます。
2.親の借金が原因で結婚できないことはあるのか?
子供に借金の返済義務がないとはいえ、親子関係とはそう簡単なものではなく、問題が起こらないとも限りません。
「親に借金があると子供に借金をの返済を頼んでくるのでは?」と予想し結婚がうまくいかなくなることがあります。
借金のないようにもよりますが、お金を貸してくれと言われ断るのはあまり気分のいいものではないですし、できれば借金問題とは関わりたくないものです。
特に相手のご両親が反対することが多いですね。
親としては子供にはあまり苦労をしてほしくないと思いますし、自分たちの面倒も見てもらいたいと考えているので余計な出費というのは増やしてほしくないのでしょう。
相手の親の反対が強い場合、結婚は誰の問題なのかということを2人でもう一度考えてみてください。
結婚は「あなた」と「あなたの結婚相手」の2人で行うもので、両親は部外者です。
結婚をしたら生じる問題であれば、まずは2人でどうするのかを話し合うことが大切です。
結婚をする前であっても、問題が生じた時に2人で対処することができなければ、結婚生活もうまくいかないでしょう。
結婚をしてうまく人とは、例え結婚前に問題が起こっても2人で解決をすることができる人たちです。
なので、2人で親の借金に対してどう対応するのかを話し合って決めましょう。
・親の借金が原因で相手の両親に反対された場合の対処方法
2人の話し合いをうまくまとめて、決まり事を作ったら反対する両親に報告をして説得を行いましょう。
「親の借金にはこのように対処する。これは二人で話し合い納得したうえで決めたこと。
心配してくれるのはうれしいけれど、二人でやっていくと決めたから暖かく見守ってほしい」
と反対している両親に伝えてもらいましょう。
もしもその話し合いでうまくまとまらなければ、残念ながら結婚できないでしょう。
結婚できないのは残念なことですが、見方を変えれば価値観がずれていたという風にも捉えられます。
将来何か問題が発生した時にきっと意見のすれ違いが起こり離婚をしたことでしょう。
結婚する前に相手との相性が違ったことが分かったとプラスにとらえるようにしてください。
婚姻届を出していなければ、バツは付きませんから再び結婚相手を見つける障害も少ないですよ。
3.親の借金を清算する手伝いをする
親の借金が原因となるのであれば、親にその借金を完済してもらうというのが、問題の根本的な解決につながります。
ただ自力で借金を完済できるのであれば、悩んでいないわけで、そう簡単には借金問題を解決することはできないと思います。
そんな時には、弁護士に債務整理の依頼をすることをお勧めします。
弁護士に債務整理の依頼をすることで、借金を減額し今よりも返済を楽にすることができます。
借金を自力で返済できないという場合には、弁護士を頼ったほうがいいです。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。
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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。