- 過払い金返還請求を行ったときの和解金の相場はどれくらい?
- 過払い金返還請求の和解案のどういった内容になるのか?
- 過払い金返還請求で和解と裁判の違いは何なのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では過払い金返還請求の和解金について詳しく説明していきます。
1.過払い金返還請求を行ったときの和解案について
過払い金が発生していた時に、貸金業者に対して請求を行っても、スムーズに返還してくれる貸金業者もいれば、なかなか返還に応じない貸金業者もいます。
どんな和解案で貸金業者と和解するかというのは、相手によって変わってきます。
消費者金融のバックに銀行がついている場合には、ある程度資金面で余裕があるので、比較的スムーズに過払い金を支払ってくれることが多いです。
バックに銀行がついていないノンバンク系の場合は、過払い金の金額が少なくなったり、請求に応じないことが多いです。
過払い金返還請求で和解をする場合には「戻ってくる過払い金の金額」と「いつ入金されるのか」この2つがポイントになります。
貸金業差とあまり争わずに、早期に過払い金を取り戻したいなら、過払い金の金額が減ります。
徹底抗戦すると時間はかかりますが、取り戻せる過払い金の金額は増えます。
どういった和解案で貸金業者と和解するのかは、あなた次第という感じです。
基本的にどんな内容で和解するかは、依頼する弁護士とよく相談して決めることをお勧めします。
・過払い金返還請求ではスムーズな和解を求めている人が多い
ただ一般的には、スムーズに過払い金の手続きを進めてほしいという人が多いです。
裁判を起こしたり、業者と徹底抗戦をするよりも、借金がなくなって多少でも過払い金が戻ってくればいいと考えている人が案外多いです。
満額回収を望んでいる人は案外少ないというのが一般的です。
2.過払い金返還請求の和解金の相場はいくら?
過払い金返還請求をした場合に和解金の相場は、貸金業者ごとに異なります。
どれくらいの和解金が相場なのかと一緒に期間についても一緒に以下の表にまとめました
貸金業者 | 和解の場合 | 訴訟の場合 | 返還率 |
プロミス | 4~6か月 | 6~8か月 | 85~100% |
アコム | 4~6か月 | 6~8か月 | 80~100% |
レイク | 4~5か月 | 6~7か月 | 90~100% |
アイフル | 4~7か月 | 1年 | 40~50% |
CFJ | 3~4か月 | 9か月 | 60~80% |
アイフルはノンバンク系となっているので、資金面に不安があり、過払い金の返還率が悪いです。
プロミスは三井住友ファイナンシャルグループ
アコムは三菱東京UFJグループ
レイクは新生銀行グループ
がそれぞれバックについているので、比較的過払い金の回収率は高めです。
ただどれくらいの金額で貸金業者と和解できるかは弁護士の交渉力によっても変わってきます。
多くの過払い金を取り戻したいなら、過払い金に強い弁護士に相談することをお勧めします。
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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。
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3.過払い金返還請求で和解と裁判では何が違うのか?
過払い金返還請求を行うときには、和解と裁判の2つの方法があります。
和解と裁判では、何が大きく違うのかと言いますと、和解金の金額です。
裁判を起こしたほうがより多くの和解金を勝ち取ることができます。
裁判を起こすことで上で紹介した和解金の相場の上限値を回収することができます。
弁護士の交渉による和解だと、相場の下限値で回収することになるかと思います。
例えば、プロミスの場合、弁護士の交渉による和解だと85%、裁判の場合だと100%の過払い金を回収できるという感じになります。
ただ裁判を起こす場合には、弁護士費用がより多くかかりますし、戻ってくるまでに時間がかかります。
そこらへんも含めて和解にするか、裁判にするかを決めることをお勧めします。
もし過払い金が発生しているようなら、一度弁護士に相談してみることをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
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