- 過払い金返還請求を行うと住宅ローンの審査に影響は出るのか?
- 過払い金返還請求は住宅ローン返済中に行っても大丈夫なのか?
- 借金を完済していれば過払い金請求をしても住宅ローンには影響が出ない?
- どんな場合に過払い金返還請求を行うと住宅ローンの審査に影響が出るのか?
- 過払い金返還請求で信用情報やブラックリストに載るのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では過払い金返還請求の住宅ローンの審査への影響について詳しく説明していきます。
1.過払い金返還請求を行うと住宅ローンの審査に影響が出るのか?
過払い金が発生している可能性があるとき、過払い金を取り戻したいと思うのが普通です。
しかし、近いうちに住宅ローンを組むことを考えている場合には、住宅ローンの審査に影響が出ないか?と心配しる人もいるかと思います。
過払い金返還請求を行うと、住宅ローンの審査に影響が出るのでしょうか?
過払い金返還請求を行って、住宅ローンの審査に影響が出るのは、信用情報に事故情報が載る場合です。
これはいわゆるブラックリストに載るというのと同じ意味で、住宅ローンに限らず借金の審査全般に関わってきます。
過払い金返還請求を行ったときに、ブラックリストに載るかどうかというのは、過払い金の状態によって変わります。
どんな場合にブラックリストに載るのかについて詳しく説明していきます。
2.過払い金返還請求を行って住宅ローンの審査が通らなくなる場合とは?
過払い金返還請求を行ったときに、ブラックリスト載る場合とは「過払い金返還請求を行っても借金が残る場合」となっています。
例えば、250万円の借金をしていて、過払い金が150万円発生している場合、過払い金返還請求を行っても100万円の借金が残ることになります。
この場合は、過払い金返還請求というよりも任意整理となるので、信用情報に任意整理を行ったことが載ってしまいます。
いわゆるブラックリストに載った状態になるので、住宅ローンの審査が通らなくなってしまいます。
・借金合計ではなくそれぞれの貸金業者ごとに計算する
全体の借金額が残るかどうかではなく、どれか1つでも借金が残る場合はブラックリストに載ってしまいます。
例えば、
A社から150万円の借金をしていて過払い金が300万円発生
B社から100万円の借金をしていて、過払い金が50万円発生
という場合、合計で考えると250万円の借金に対して350万円の過払い金が発生していることになります。
単純に計算すれば100万円の過払い金が手元に残るわけです。
しかし、B社だけで考えろと、借金が50万円残ることになります。
この場合は、ブラックリストに載ってしまうので注意してください。
それぞれの貸金業者ごとで借金が残るかどうかをチェックするようにしましょう。
3.過払い金返還請求を行っても住宅ローンの審査に通る場合とは?
過払い金返還請求を行っても、ブラックリストに載らない場合とは
- 過払い金返還請求を行って借金が残らない場合
- 完済した借金に対して過払い金返還請求を行う場合
この2つとなっています。
過払い金返還請求を行って借金が残らないということは、本来であれば借金がなかったことになります。
そのためこれは任意整理を行ったということにならないので、ブラックリストには載らないのです。
なので、住宅ローンの審査に影響を出したくないのであれば、過払い金返還請求を行って借金が残らない場合に行うようにしましょう。
もし過払い金が発生している可能性があるのであれば、とりあえず弁護士に過払い金がいくら発生しているのか相談してみることをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
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4.住宅ローン返済中に過払い金返還請求を行うことはできるのか?
住宅ローンの返済中に過払い金が発生していることに気が付く場合もあるかと思います。
住宅ローンの返済中に過払い金返還請求を行っても、住宅ローンの返済に影響は出ないのでしょうか?
結論を言いますと、過払い金返還請求を行っても住宅ローンの返済に影響は出ません。
一度審査が通っているのであれば、そのあとにブラックリストの載ったとしても返済には影響が出ません。
仮に過払い金返還請求を行っても借金が残る場合でも、特に問題はないのです。
過払い金返還請求を行うことで、借金の返済が楽になります。
住宅ローンの返済にもお金を回すことができるので、もし過払い金が発生している可能性があるなら、一度弁護士に相談してみることをお勧めします。
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