過払金は誰が払う?どこから借りたか分からなくても請求できる?

  • 過払い金返還請求を行ったとき誰が過払い金を支払うのか?
  • どこから借りたか分からなくても過払い金返還請求はできるのか?
  • どこから借りたか分からない場合に、過払い金を請求する方法とは?
  • 過払い金が発生しているか調べる方法は?

など気になることがあると思います。

そこでこの記事ではどこから借りたか分からない過払い金について詳しく説明していきます。

1.過払金は誰が払うものなのか?

過払い金返還請求を行うことで、過払い金を取り戻せるというCMを見たことがある人は多いと思います。

過払金ってそもそも何なのか?誰が支払うものなのか?というのをよく分かっていない人もいるかと思います。

そこで過払い金について詳しく説明していきます。

 

過払金とは、消費者金融やカードローンなどのキャッシングでお金を借りた時に、違法な金利でお金を借りていた場合に発生するお金となります。

通常よりも多く利息を払っていたわけですから、払い過ぎたお金を取り戻すことができるわけです。

以前はグレーゾーン金利と言って、あいまいな金利でお金を貸していた時期があり、その時期にお金を借りていた場合には過払い金が発生していることになります。

過払い金返還請求を行うことで、利息を取り過ぎていた貸金業者から過払い金を支払ってもらうことができるのです。

2.どこから借りたか分からなくても過払い金返還請求はできるのか?

昔借金をしていた場合、利息を多く払っている可能性があり、過払い金が発生している可能性があります。

ただ以前のことなので、どこから借りたか分からない、いくら借りたか覚えていないということもあるかと思います。

そんな場合でも過払い金返還請求はできるのでしょうか?

 

どこから借りたか分からない場合でも、過払い金返還請求を行うことはできます。

どこから借りたか分からない場合には、信用情報機関に情報開示請求を行うことでどこから借りたかを調べることができます。

信用情報機関には、申し込みに関する情報、契約に関する情報、借り入れに関する情報、返済に関する情報などローンやクレジットカードにまつわる情報が網羅されています。

なので、仮にどこから借りたか分からない場合でも調べることができます。

 

ただ注意したいのは、契約に関する情報で借入先を調べることができるのですが、この情報は解約から5年間で消えてしまいます。

過去に借金をして、その契約を解約してしまった場合には、情報が消えている可能性があります。

・あいまいな記憶でも借入先が分かれば過払い金返還請求ができる

信用情報機関に情報開示することで、どこから借りたか分からない場合でも過払い金返還請求を行うことができます。

過去に解約していると情報が消えてしまいますし、手続きをするのも面倒だと思います。

借入先があいまいでも覚えているのであれば、貸金業者に対して取引履歴の開示請求を行うことができます。

取引履歴の開示請求を行えば、その貸金業者からいつどれくらいのお金を借りたのかが分かります。

 

一番いいのは、過去に借金をした貸金業者との契約書が残っていることです。

しかし、手元に確かな証拠がなくても、何となくの記憶で過払い金返還請求を行うことができます。

細かい手続きの仕方については、依頼する弁護士に聞いてみてください。

3.過払い金が発生しているか調べる方法は?

いつ、どの貸金業者からお金を借りたのかというのが分かっても、それだけで過払い金が発生しているかどうかというのは分かりません。

引き直し計算と言って、違法な金利と法定金利の差額を調べなければいけず、正直面倒くさいです。

過払い金返還請求を行うにあたっての細かいルールなどもあるので、個人でいくら過払い金があるのかを調べるのは大変です。

 

そこでおすすめなのが、匿名無料で使える借金減額シミュレーターです。

こちらを使えば、匿名無料でいくら過払い金が発生しているのかなどを弁護士に相談することができます。

利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではありません。

もし過払い金が発生している可能性があるなら、試しに使ってみることをお勧めします。

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