- 過払い金返還請求を行ってから過払い金が振り込まれるまでの期間はどれくらい?
- どれくらいの期間で過払い金を受け取ることができるのか?
- 過払い金返還請求にはどれくらいの期間がかかるのか?
- 過払い金返還請求で過払い金が戻ってくるまでの期間を短くする方法は?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では過払い金返還請求の振り込み期間について詳しく説明していきます。
1.過払い金返還請求を行ってから過払い金が振り込まれる期間はどれくらいかかるのか?
過払い金返還請求を行ったときに、どれくらいの期間で過払い金を取り戻せるのか気になる人も多いと思います。
過払い金がいつ手に入るかで今後の生活の予定が変わりますからね。
それで過払い金返還請求を行ってからどれくらいの期間で過払い金は振り込まれるのでしょうか?
どれくらいの期間で戻ってくるかについては、どのような方法で過払い金返還請求を行ったかによって変わってきます。
- 自分で過払い金請求を行った場合の期間:4~6か月
- 弁護士に過払い金請求を依頼した場合の期間:2~4か月
- 過払い金請求で裁判を起こした場合の期間:6か月~1年
最も早く過払い金を手に入れられるのは、弁護士に過払い金返還請求を依頼した場合です。
専門家なだけあって、貸金業者とうまく交渉を進めてくれますし、手続きにもなれているので、スムーズに過払い金を取り戻すことができるんです。
また自分でやる場合だと、貸金業者も相手が素人ということで下手に小細工をしてきたり、粘ってきたりします。
自分にやるにしても、弁護士に依頼するにしても、裁判となると時間がかかります。
事前の話し合いでもめているわけですから、裁判でも揉めることになり、何回も出向かなければいけません。
そのため早くても半年はかかってしまいます。
もし手っ取り早く過払い金を取り戻したいのであれば、弁護士に依頼をすることをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。
匿名無料でいくら過払い金が発生しているのかなどを弁護士に相談することができます。
利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。
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2.過払い金返還請求の手続きの流れとかかる期間について
・過払い金返還請求の流れ1:取引履歴の開示請求(1~2か月)
過払い金返還請求を行うときには、まず過払い金がいくら発生しているのかを正確に把握する必要があります。
過去の取引情報がすべて手元にあるならいいのですが、昔の取引情報が手元にないことが多いです。
一部の情報が欠けていたら過払い金の金額が減ることもあるので、貸金業者に対して取引履歴の開示請求を行うことが一般的です。
取引履歴の開示請求を行ってから、およそ1か月ほどで過去の履歴が送られてきます。
弁護士が取引履歴の開示請求をする場合には1か月以内には送られてくることがほとんどなのです。
しかし個人の場合には1か月以上かかる場合もあります。
・過払い金返還請求の流れ2:過払い金の引き直し計算
貸金業者から送られてきた取引履歴をもとに、いくら過払い金が発生しているかを引き直し計算します。
自分で行う場合は少し面倒な計算ですが、弁護士であればすぐに計算してくれます。
取引履歴が開示されてからそれほど時間がかかることなく、正確な過払い金の金額を導き出せると思います。
・過払い金返還請求の流れ3:貸金業者との和解交渉(1~3か月))
過払い金の金額を把握したら、貸金業者との交渉に入ります。
まずは担当者と電話でのやり取りをすることになるかと思います。
この段階で和解をすることができれば、過払い金返還請求の手続きは終わります。
個人の場合は、貸金業者の担当者も足元を見てくるので、過払い金の金額が大幅に減額される可能性が高いです。
・過払い金返還請求の流れ4:訴訟をする(2~4か月)
貸金業者との交渉で和解ができない場合には、裁判を起こすことになります。
裁判を起こすことで、取り戻せる過払い金の金額は増えますが、その分時間がかかることになります。
また自分で裁判を起こす場合には、専門的な知識が必要なので大変です。
弁護士に依頼する場合でも、裁判費用が追加でかかるので、裁判を起こしたほうがいいとは限りません。
単純な過払い金の金額だけでなく、時間や手数料なども考慮して、裁判を起こすかどうかを決めたほうがいいですよ。
3.貸金業者ごとの過払い金が戻ってくるまでの期間について
過払い金返還請求では業者ごとによって、過払い金が戻ってくる期間が異なります。
貸金業者 | 和解の場合 | 訴訟の場合 | 返還率 |
プロミス | 4~6か月 | 6~8か月 | 85~100% |
アコム | 4~6か月 | 6~8か月 | 80~100% |
レイク | 4~5か月 | 6~7か月 | 90~100% |
アイフル | 4~7か月 | 1年 | 40~50% |
CFJ | 3~4か月 | 9か月 | 60~80% |
過払い金返還請求で貸金業者側が納得する返還率であれば、早期に和解を結ぶことができます。
でも、過払い金全額を取り戻そうとすると時間がかかってしまいます。
過払い金が振り込まれるスピードを重視する場合には、和解がおすすめです。
過払い金の金額重視の場合は、訴訟をすることをお勧めします。
もし過払い金が発生している可能性があるなら、とりあえず弁護士に相談してみることをお勧めします。
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4.過払い金返還請求の期間を短くする方法とは?
最短で過払い金を取り戻したいのであれば「弁護士に依頼をして和解で解決する」ことをお勧めします。
自分で手続きをするとなると、いろいろと調べなければいけませんし、貸金業者側も強気で交渉をしてきます。
結果として、時間もかかるし、取り戻せる金額も少なくなるということになりかねません。
また訴訟を起こすと、過払い金が振り込まれるまでの期間が一気に長くなります。
なので、訴訟をするのではなく、話し合いで和解をするのがスピード解決には一番です。
早く過払い金を取り戻したいのであれば、多少は妥協して手続きを行うことをお勧めします。