自己破産でローンで買ったペットは差し押さえられる?

自己破産 ペットローン

  • 自己破産をするとペットが差し押さえられることはあるのか?
  • ローンが残っているペットは自己破産で没収されてしまうのか?
  • ペットローンを分割払い中に自己破産するとペットはどうなるのか?
  • 希少価値の高い高級なペットは自己破産すると差し押さえられてしまうのか?
  • ペットが原因で自己破産の免責が認められないことがあるって本当なのか?

などいろいろと気になることが多いと思います。

そこでこの記事では自己破産におけるペットの扱いについて詳しく説明していきます。

1.自己破産するとペットが取り上げられる?

債務整理の中の一つである自己破産をする場合、借金を0にすることができます。

しかし、自己破産になると財産を処分しなければいけません。

その財産の中に犬や猫などのペットは対象となるのでしょうか?

高価なペットを購入した場合、それも財産とみなされて処分されてしまうのでしょうか?

 

結論を言いますと、ペットは取り上げることはめったにありません。

現在ではペットは家族という位置づけで見られることが多く、命を扱うわけですからそう簡単に差し押さえるということはしないようです。

また一度飼われて成長したペットをお金に変えるのは大変です。

仮に差し押さえたとしても、買い手が見つかなければ飼育や餌代がかかるので余計なコストになってしまいます。

そういった実利的な意味でも、ペットは差し押さえられる可能性はかなり低いです。

・希少価値の高い高額なペットの場合は自己破産で差し押さえられる可能性も

ただ高額なペットや希少なペットの場合は差し押さえられる可能性があります。

価値の高いペットの場合は、買い手が見つかる可能性が高くお金に変えることができますからね。

ただ普通の犬や猫であれば差し押さえられることはまずないと思っていいでしょう。

 

債務整理の中でも任意整理や個人再生であれば、自分の財産を処分する必要はありません。

もし希少なペットを手放したくないという場合には、任意整理や個人再生で借金を整理する必要があります。

もし借金の返済に困っているなら、一度自己破産以外で借金を整理できるかを弁護士に相談してみることをお勧めします。

 

とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。

そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。

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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。

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2.ペットをローンで分割払いで買った場合でも取り上げられない?

犬や猫などのペットを購入するとき20万円、30万円と結構な値段がかかります。

一括払いが厳しい場合には、ペットローンを組んで購入する人もいます。

ペットローンを組んで購入したペットも取り上げられることはないのでしょうか?

 

住宅ローンや自動車ローンの場合は、返済途中で自己破産をすると、家や車を没収されてしまいますよね。

それと同じようにペットも取り上げられてしまうのではないかと心配する人もいます。

しかし、ペットローンの場合、ペットが担保になっているわけではないので、自己破産をしても取り上げられる心配はありません。

ペットローンという名前ですが、普通のローンと同じように処理されます。

3.ペットが原因で自己破産の免責が認められない可能性も

ペットが原因で自己破産の免責が認められないケースがあります。

自己破産には免責不許可事由と言って、免責を認められないケースがあります。

免責が裁判所に認められて初めて借金を帳消しにすることができます。

自己破産をしても免責が認められなければ意味がないということです。

 

その免責不許可事由の中に「浪費」があります。

ペットを飼っていることで浪費に見られる可能性があります。

例えば

  • ペットに高級な餌を与えて毎月何万円もかかっている
  • ペットのトリミングを頻繁にやっている
  • ペットグッズを大量に買っている

という場合には浪費に見られる可能性があります。

 

犬や猫などのペットが差し押さえられることはありませんが、このように自己破産の免責が認められない可能性があります。

自己破産をして免責を認めてもらえるかは弁護士のテクニックによるところも多いです。

ペットにたくさんお金を使っていたからと言って一概に免責が認められないわけではありません。

自己破産の免責を認めらてもらえる可能性を上げるためにも、自己破産などの債務整理に強い弁護士に相談することをおすすめします。

また借金状況によっては自己破産をしないで済むこともあるので、とりあえず借金減額シミュレーションを使って弁護士に相談をすることをお勧めします。

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