- 住宅ローンを延滞・滞納した場合、どんな取り立てががあるのか?
- 住宅ローンを延滞・滞納したときの取り立ての流れとは?
- 住宅ローンを延滞・滞納したとき電話や督促状の通知は届くのか?
- 住宅ローンを延滞・滞納すると保証会社が代わりに払ってくれるって本当?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では住宅ローンを延滞・滞納したときの取り立てについて詳しく説明していきます。
1.住宅ローンを延滞・滞納した場合、銀行はどのような取り立てを行うのか?
住宅ローンを滞納した時に一番気になるのが、どんなふうに取り立てられるかですよね。
怖い人が家に来て取り立てることはあるの?と心配している人も少なくありません。
銀行が行う取り立てというのは、電話や督促状による取り立てがほとんどです。
決して自宅に来て「借金を返せー」と怒鳴ってくることはありません。
2.住宅ローンを延滞・滞納をしたとき取り立てるのは保証会社
住宅ローンを借りるところは銀行なのですが、銀行が行うのは通知程度で具体的な取り立てまでは実行してきません。
銀行の代わりに取り立てを行うのが、保証会社です。
住宅ローンを一定期間以上滞納した場合、代位弁済が行われ、保証会社があなたの代わりに残りのローンを銀行に返済してくれます。
保証会社が代わりに返済してくれると言っても、その後すぐに保証会社はあなたからお金を取り立てます。
代位弁済が行われ保証会社が取り立てるまでには、銀行からの通知が届くので、銀行に相談をするならなるべく早い段階しましょう。
保証会社に債権が移ると、相談しても全く応じてくれずに淡々と取り立てを行うので注意してください。
3.住宅ローンを延滞・滞納した場合の保証会社の取り立て方法について
住宅ローンを延滞・滞納した場合の保証会社の取り立ての順序としては
- 一括返済を求める
- 裁判を起こして家を競売にかける
- 借金が残った場合は、残金の一括請求
という流れになっています。
多くの場合は、1番の一括返済を求められても支払うことができないので、家を競売にかけられると思った方がいいでしょう。
家を競売で売るには、裁判を起こす必要があります。
借金をしていることは事実なので、大抵スムーズに裁判が進み、競売が決定されます。
競売の開始が決定されると、家が差し押さえられてしまい、自分で売却することなどはできなくなってしまいます。
ちなみに、競売を使って家を売ると、高くても相場の30%安い値段で売ることになります。
そのため競売で家を売っても、住宅ローンが残ることが多く、家がなくなった状態で借金を返済しなければいけなくなります。
基本的には保証会社は残りの借金について一括返済を求めますが、場合によっては分割で対応してくれる場合もあるので、支払えない場合は相談してみてください。
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4.住宅ローンの返済ができない場合はどうすればいいのか?
住宅ローンを支払うことができないとなり、競売にかけられると家を手放すだけでなく、借金を抱えた状態にもなってしまいます。
もしも住宅ローン以外に消費者金融からお金を借りているという場合、競売で売っても多額の借金が残ってしまうという場合には、債務整理をすることをお勧めします。
債務整理をすれば、借金を大幅に減額して、無理なく借金を返済できるようになります。
住宅ローンを含めて借金を減額することもできますが、住宅ローン以外の借金を減額することで、家を残して借金の返済を楽にすることもできます。
どのような形で債務整理をするかはあなたの状況によって変わりますが、いずれにしても借金の返済額を減らせるのは間違いありません。
もし住宅ローンを含めた借金の返済に困っているのであれば、一度弁護士に債務整理の相談をすることをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。
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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。