- ブラックリストに載るとどんなデメリットがあるのか?
- ブラックリストに載ると会社をクビになるって本当?
- ブラックリストに載ると選挙権がなくなるのか?
- ブラックリストに載っていると海外旅行に行けないくなるのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事ではブラックリストのデメリットについて詳しく説明していきます。
1.ブラックリストのデメリットの嘘とは?
ブラックリストに載ると、生活する上で非常に大きな制裁を受けるという誤解があります。
はっきり言ってブラックリストと言っても、民間の情報機関での扱いなので生活に支障が出るデメッリとは一切ありません。
例えばブラックリストのデメリットについては以下のような誤解が生まれています。
- 会社をクビになる
- 電気・ガス・水道などのライフラインが止められる
- 家や車を手放すことになる
- 海外旅行に行けなくなる
- 選挙権がなくなる
- 住民票や戸籍に記録される
- 結婚できなくなる
・会社をクビになる
ブラックリストに載ったことを理由にして、従業員を解雇したり退職を勧めることは違法です。
そもそも、ブラックリストに載ったかどうかという情報は、信用情報機関に登録している会社しか調べることができません。
一般的な会社に勤めているのであれば、ブラックリストに載ったこと自体が知られることはないでしょう。
ブラックリストに載ったからと言っても、会社を辞める必要はないので安心してください。
・電気・ガス・水道などのライフラインが止められる
料金さえ支払っていれば、ライフラインが止められることはありません。
ただクレジットカードで料金を支払っている場合、ブラックリストに載るとクレジットカードが使えなくなります。
なので、支払い方法をクレジットカード払いから引き落としに変えるなどの手続きをする必要が出てきます。
・家や車を手放すことになる
ブラックリストに載ったからと言って、銀行やローン会社に一括返済を求められることはありません。
住宅ローンや家を担保にして借りている借金の返済をしている限り、家を手放すことにはありません。
マイカーローンも同様にそのローンの返済をしている限り自動車も手放す必要はありません。
仮に担保付きの借金があったとしても、ブラックリストに載った後も支払い続けているのであれば、担保が取り上げられることはないので安心してください。
・海外旅行に行けなくなる、選挙権がなくなる
戸籍や住民票、パスポートにブラックリストに載ったことは掲載されません。
ちなみに、破産をした事実も掲載されることはありません。
なので、海外旅行に行けなくなる、選挙権がなくなるなどの私生活に影響が出るようなことは一切ありません。
・住民票や戸籍に記録される
ブラックリストは信用情報機関に事故情報が載ることを指します。
その情報は信用情報機関でのみ管理される情報で、住民票や戸籍には記載されることはありません。
住民票を提出しなければいけない相手にブラックリストであることを知られることはありません。
今後マイナンバーで管理が進みますが、信用情報機関と情報は共有されません。
・結婚できなくなる
ブラックリストに載ったからと言って結婚できなくなることはありません。
ただブラックリストに載っていることが結婚相手に知られた場合、結婚を躊躇される可能性はあります。
ブラックリストのデメリットが夫婦生活に全く影響が出ないわけではないからです。
特に家計の主な収入源となる夫の場合、自動車ローンや住宅ローンを組めずに困る可能性が大きいです。
ただブラックリストはずっと載っているわけではなく、一定期間経過すれば自動的に削除されます。
そういったことも含めて話し合うことで、結婚に前向きになれるかと思います。
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2.ブラックリストに載るとどんなデメリットがあるのか?
- 金融機関から借金ができなくなる
- クレジットカードが使えなくなる
- ローンやクレジットを組んで、商品を購入することができなくなる
・金融機関から借金ができなくなる
ブラックリストに載っていると、借金をするときの審査が通りません。
そのため銀行や消費者金融、カードローン会社、クレジットカード会社から新たにお金を借りることができなくなるでしょう。
ただ中小の消費者金融ではブラックリストに載っていてもお金を貸してくれる場合もあります。
中には悪徳業者も含まれている場合もあるので、借金をする場合には気を付けてください。
またいくらお金に困っているからと言って闇金に手を出すと、ひどい目に合うのでやめましょう。
・クレジットカードが使えなくなる
ブラックリストに載っていると新規にクレジットカードを作る際には、審査が通らなくなります。
また、場合によっては今持っているクレジットカードの返却を求められます。
クレジットカード会社は与信で定期的にブラックリストに載っているかどうかを確認します。
最低でも更新のタイミングでは調べるので、いつかは使えなくなると思ったほうがいいと思います。
ただし、きちんと支払いをしている場合は返却の要求がされないこともあります。
・分割払いで商品を購入することができなくなる
ローンを組むことができなくなるだけでなく、分割払いで審査も通りにくくなります。
手持ちのお金がない状態では大きな買い物がしにくくなりますね。
ただ貯金をしてお金を貯めれば、家だろうと車だろうと買うことができます。
まとめ
ブラックリストに載るといってもこの程度のデメリットしかありません。
ブラックリストを大きなデメリットと捉えがちですが、借金をすることができなくなれば、その分節約するようになります。
そうすることで、あなたの収入に見合った生活を送ることができるでしょう。
クレジットカードが使えなくなることで、浪費も抑えることができるでしょうからね。
もし借金の返済に困っているのであれば、ブラックリストに載ることを嫌がって無理な返済を続けるのはあまりお勧めしません。
それよりもブラックリストに載ることを覚悟して債務整理を行うことで、借金を減らすことができ、今よりも生活が楽になります。
もしもあなたが借金生活に苦しんでいるのであれば、一度弁護士に債務整理の相談をすることをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。