- ブラックリストに載ると携帯やスマホの購入や機種変更ができなくなるのか?
- ブラックリストでも割賦割引で契約できるのか?
- 携帯やスマホの本体を分割払いで購入する方法は?
- ブラックリストの人が携帯やスマホの契約時に気を付けるべきこととは?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事ではブラックリストに載った場合の携帯やスマホの契約について詳しく説明していきます。
1.ブラックリストに載ると携帯やスマホの購入・機種変更できない?
一言でブラックリストと言っても、携帯やスマホの契約に関わるもの2つ種類があります。
- 信用情報機関のブラックリスト
- 携帯電話会社のブラックリスト
どちらのブラックリストなのかによって、契約できるかできないかが変わってきます。
・信用情報機関のブラックリスト
これは世間一般的に言われているブラックリストです。
信用情報機関に延滞や債務整理などの情報が載ることを指します。
ローンやクレジットカードの支払いを長期滞納した場合などにこのブラックリストに載ります。
このブラックリストの場合、携帯やスマホが使えなくなることはありません。
信用情報機関のブラックリストが関係しているのはお金を借りる場合です。
携帯電話の契約ではお金を借りるわけではないので、信用情報機関の情報を参照しません。
そのためブラックリストに載っていても携帯やスマホの購入・機種変更などの契約ができます。
・携帯ブラック(携帯電話会社のブラックリスト)
携帯ブラックとは、携帯電話料金を滞納した場合のブラックリストになります。
au、docomo、softbankの大手3社はTCA(一般社団法人電気通信事業者協会)に加盟しており、キャリア間で滞納者情報を共有しています。
携帯ブラックの場合は、購入や機種変更などの契約はできません。
料金をまともに払わない人とは契約できるわけがないですからね。
滞納した携帯会社だけでなく他の携帯会社でも契約できなくなるので注意してください。
2.携帯ブラックでも携帯やスマホの契約をする方法!
携帯ブラックの状態だと、契約ができなくなるわけですが、それは永遠ではありません。
未払い料金をすべて支払えば、携帯ブラックの情報は削除されます。
大手3キャリアで新しく携帯やスマホを使いたい場合には、未払い料金を払う必要があります。
ただそのほかにもスマホを使う方法があります。
それは格安SIMです。
格安SIMの会社はTCA(一般社団法人電気通信事業者協会)に加盟していないので、携帯ブラック情報は共有されていません。
携帯ブラックのままでも、格安SIMを使えばスマホを使うことができます。
3.ブラックリストに載っているときは割賦割引での購入に注意!
割賦割引というのは、簡単に説明すると携帯やスマホの本体を分割払いで支払っていくことを指します。
機種代を分割払いで支払わせることによって、毎月の利用料金をとることができるので、割引が行われていたりしますね。
ただ分割払いは、ある種の借金です。
そのため割賦割引を利用して携帯やスマホを分割購入する場合には、審査が必要です。
この審査で、ブラックリストに載っているのかも見るので、ブラックリストに載っている場合は審査が通りにくくなります。
あくまで通りにくくなるだけなので、絶対に審査が通らないわけではありません。
携帯会社の場合の審査は結構特殊で、毎月の支払いを1度も延滞せずに支払っていれば、審査が通りやすくなることもあります。
今までの利用状況も審査の対象ということです。
万が一、審査が通らなかった場合は、割賦割引を利用するのをあきらめ、一括で機種代を支払う形で契約をしましょう。
そうすれば、問題なく携帯やスマホを使うことができますね。
・ブラックリストから削除される期間は?
ブラックリストの載ってしまった場合、永久にブラックリストに情報が載っているわけではありません。
5~10年ほど経過すれば、自動的にブラックリストから情報が消えていきます。
ブラックリストから情報が消えた後であれば、割賦割引を使って携帯やスマホを購入することができます。
どれくらいの期間でブラックリストから情報が削除されるかはどんな内容でブラックリストに載ったかによって変わってきます。
詳しい期間については「ブラックリストに載っている期間について」で説明しています。
4.ブラックリストに載っているときに携帯やスマホの本体を分割払いで購入する方法とは?
携帯やスマホの本体は意外と高いので、一括で購入するのは難しいという人もいますよね。
計画的に貯金ができればいいですが、数万円の出費は痛いに違いありません。
仮に一括で本体を購入できるだけの貯金があっても、できれば分割払いで購入したいという人もいるかと思います。
そんな場合にどうすればいいのかと言いますと「親名義」や「配偶者名義」で携帯やスマホの契約を結ぶという方法があります。
ブラックリストの影響は本人しかありません。
その家族や両親などにはブラックリストに載っているかどうかは影響がないので、名義を変えれば審査に通すことができます。
名義を借りるという形で契約を結ぶことで、携帯やスマホを割賦割引で契約することができます。
もしもブラックリストに載っているせいで割賦割引の審査に通らなかった場合には、親や配偶者などに相談して名義を貸してもらってください。
・まとめ
携帯ブラックの場合は、大手3キャリアで契約できなくなります。
未払い料金を支払ったり、格安SIMを使えば、携帯やスマホを使うことができます。
ブラックリストの場合は、携帯電話やスマホを買えなくなることはありません。
当然、機種変更も問題ありません。
しかし、割賦割引を利用する場合には、分割払いになるので、審査が必要です。
その審査において、ブラックリストに載っているか、今までの料金の支払い状況はどうだったかなどを見るので、場合によっては審査が通らないこともあります。
審査が通らなくても一括でならば購入できるので、携帯電話が使えなくなるということはないので、安心してください。
返済が苦しい状況にあるなら、ブラックリストに載ることを恐れて債務整理をしないというのは、少しもったいないです。
債務整理をすれば借金の返済が楽になるのは間違いありません。
とりあえず借金減額シミュレーションを使っていくら借金が減るのかだけでも専門家に聞くことをお勧めします。
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