- ブラックリストに載ったら連帯保証人になれるのか?
- 連帯保証人の借金を返済できないとブラックリストに載る?
- 借金をした本人と一緒に連帯保証人もブラックリストに載る?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では、ブラックリストと連帯保証人について詳しく説明していきます。
1.連帯保証人もブラックリストに載る?
借金の連帯保証人になっている場合だと、もしも請求がきたときに支払うことができなければ、ブラックリストに載ってしまうかと気になる人も多いでしょう。
またどういったタイミングで連帯保証人がブラックリストに載るのかも気になりますよね。
まずお金を借りた人が何ら過の理由でブラックリストに載った時に、連帯保証人も同時にブラックリストに載ることはありません。
しかし、連帯保証人に請求がきた時に、延滞したり支払うことができないとブラックリストに載ります。
あくまでブラックリストに載るのは借金の支払いに問題があった場合です。
借金をした本人がブラックリストに載ったからと言って、連帯保証人の支払い能力に問題があるわけではないので、一緒にブラックリストに載ることはありません。
しかし、借金をした人が返済できず連帯保証人に請求が来た場合、借金を返済できないと支払い能力に問題があると認定されます。
仮に借金の請求が来ても、問題なく支払うことができれば、ブラックリストに載ることはないです。
自分でお金を借りていないのにブラックリストに載るというのは、なんだか理不尽な気がしますが、連帯保証人とはそういうものです。
連帯保証人は債務者が支払うことができなかった場合に、問答無用で残った借金を支払う必要があります。
かなり拘束力が高いので安易に借金の連帯保証人になってはいけないとよく言われているのです。
・連帯保証人には一括請求されることが多い
借金をした本人が自己破産や個人再生などの債務整理が行った場合、連帯保証人には分割払いではなく一括請求されることが多いです。
「残った借金を一括返済しろ」という内容の督促状が届くと思います。
ただ債権者に相談をすることで分割払いもしくは借金をしたときと同条件での返済を許してもらえる可能性もあります。
例えば、100万円の借金があり利息15%で月々3万円の返済をしている場合には、この条件で返済ができる可能性もあります。
しかし、基本的には一括払いを求められるので注意してください。
もしも請求された借金を支払うことができそうになければ、弁護士に債務整理の相談をすることをお勧めします。
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2.ブラックリストの人でも連帯保証人になれる?
ブラックリストに載った場合、基本的には連帯保証人になれないと思ったほうがいいです。
ローンを組むときの審査では、連帯保証人の支払い能力も見られます。
ブラックリストに載っているということは、信用がほぼないのと同じ意味です。
銀行にとっての連帯保証人の役目は、万が一返済がなかったときに代わりに支払ってくれるかどうかなので、連帯保証人の信用も大事な基準になります。
過去に延滞や債務整理をしたことがある場合だと、仮に請求しても逃げられる可能性が高いと判断するのでしょう。
仮にブラックリストに載った人を連帯保証人にした場合、ローンの審査で落ちます。
一応ブラックリストのデメリットの一つに連帯保証人になれないということがありますが、連帯保証人を求められることはほとんどありません。
☆関連記事
・賃貸アパートやマンションを借りるときの連帯保証人にはなれる
連帯保証人と一言で言っても、様々なものがあります。
あくまでブラックリストが関係してくるのは、借金関係の連帯保証人です。
それ以外の連帯保証人であれば問題なくなることができます。
例えば賃貸物件を借りるときの連帯保証人であれば、問題なくなることができます。
賃貸物件を借りるときの審査は、借金をするときとは違う審査条件になります。
不動産会社や賃貸仲介会社では信用情報をチェックできないので、申込者や連帯保証人がブラックリストに載っているかは分かりません。
なので、ブラックリストに載っている人が連帯保証人になっても審査に通ります。
まとめ
連帯保証人というのは貸主と同じだけの返済義務を負うことになるようになっています。
そのためリスクも大きいですし、連帯保証人になるには信用も必要です。
万が一連帯保証人になったことで返済できないほどの借金を抱えてしまった場合には、一度弁護士に相談をして借金整理することが賢明ですよ。
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